地蔵堂縁起
地蔵堂は昔、高蔵寺の末寺、正善寺といい、1733年(享保18年)に旗本村上左衛門によって開山されました。
ご本尊地蔵菩薩は三輪村の人々に深く信仰されていましたが、1868年(明治元年)、正善寺が廃寺になるため、人々の願いを聞き入れ、高蔵寺に合寺され高蔵寺地蔵堂と名を改めました。
1976年(昭和51年)に新堂を建立し、お地蔵さまを信仰する地蔵堂「鶴川地蔵尊」として、地域の人々に親しまれています。
地蔵堂の百万遍大数珠
数珠まわし
地蔵堂の寺宝で、その昔疫病から三輪村を守った厄除けの数珠(約12m)として大切に守られてきました。
10月24日(秋の地蔵縁日の晩)に「お篭り」という信者とともにお堂に篭ってお地蔵さまをお守りし、日頃の恩恵に感謝するという行事がありました。その時に、大数珠で「数珠回し」を行なってきました。
現在では「納め地蔵」で数珠回しを行なっています。また一般公開として、正月三ヶ日に厄除けとして大数珠にふれることができます。
地蔵堂の風景
地蔵堂では家内安全、厄災消除などのご祈祷を行い、木札をお渡ししております。また身に付けるお守りもご用意しております。
つるし飾り
苔庭
地蔵まいり夜
地蔵堂のお守り(僧侶手作り)
水子供養をしています
お地蔵さまは子供を守る仏様です。
子供の幸せを願い水子供養を行なっております。地蔵堂のWebサイトでは水子供養の詳しいご案内をいたしております。
鶴川地蔵尊 高蔵寺別院 地蔵堂「水子供養とは」ページへ(別サイトを開きます)
河津桜とお地蔵様
高蔵寺、光明会館、緑山メモリアルパーク、鶴川地蔵尊への交通のご案内